防水安全靴はシューズ内への水の侵入をシャットアウトしてくれることから、水を大量に使用する工場や雨天時の屋外作業などにピッタリです。しかし、メンテナンスを怠っていると、使用し続けているうちに防水性が低下するので、定期的なメンテナンスを行いましょう。安全靴の表面の撥水性を高めるために、撥水スプレーを塗布すると、くたびれた安全靴であっても新品のときのように水をはじくようになります。撥水スプレーは、ホームセンターやドラッグストアで販売しており、安全靴を販売している作業着専門店でも購入できます。

700mlの容量で500円から1000円が相場です。撥水スプレーを定期的に塗布する習慣をつけるだけでも、防水性が大きく改善するので、1ヶ月に1度は使用するようにしましょう。ただし、通気性の悪い屋内で撥水スプレーを使用すると、成分を吸い込んでしまう可能性が高いので、必ず屋外で使用し、作業時にはマスクや安全メガネをかけておくと安心です。また、ソールがすり減ってくると、床が水で濡れていると滑りやすくなるので危険です。

そのため、踵部分がすり減っていないかを定期的に確認するとよいでしょう。すり減ったソールは、市販の修理剤を塗布することで修理が可能です。靴底とアッパーとの接合部分の接着剤が劣化して、水が入ってくることがあります。この場合、自分で完璧に修理するのは難しいので、製造メーカーに修理を依頼するとよいでしょう。

量産品のなかには修理ができないものもありますが、しっかりしたメーカーは販売後の修理対応も万全です。おしゃれな安全靴のことならこちら